国内じゃNetBeans.JP武闘派を気取る主婦ユーザのに子だが,本家NetBeans.orgに何かを働きかけたことはほとんどなかった。だが,NetBeans4.0の激変で,黙ってはいられなくなった。ハンパな知識・英語・マナーで,ワールドワイドのコミュニティに殴りこみだ!よいユーザはあまり真似をしないほうがいいかもしれないゾ!下から読む積み上げ形式デス。
/Roller日本語化はまかせろ!/奥様世界へ船出する/奥様は止まらない!/NBウェブログ日本語問題/はじめて〜の〜レス〜/バグレポを出してみた!/NB(つかSun)の人はすごいぜ!/日本最大の危機/初の投稿はグチ/黙ってちゃダメなんだ/待ちぼうけ/
さらにRollerの日本語化の話だ。ユーザガイドをいっしょけんめ日本語訳していたら,同じRollerの開発チームのJaapさんからメールが来て,「ヘイのに子,ボカァ最近考えているんだが,キミァRollerのプロパティファイルの日本語版を作ることに興味はないかな?もしよかったら英語版のプロパティファイルを送ったのでトライしてみてくれないかな。もちろん強制なんかじゃなくてお願いだヨ」というメッセージとともにApplicationResources.propertiesというファイルが送られてきた。
大いに興味アリアリである。送られてきたプロパティファイルというのはこんな感じのものだ。
# ------------------------------------------------------------ Login
loginPage.userName=Username
loginPage.password=Password
loginPage.rememberMe=Remember Me
loginPage.login=Login
loginPage.reset=Reset
# ------------------------------------------------------------ Login
loginPage.userName=ユーザー名
loginPage.password=パスワード
loginPage.rememberMe=ログイン情報の記憶
loginPage.login=ログイン
loginPage.reset=リセット
ここで,
loginPage.rememberMe=私を覚えていてね
などとやればGNUっぽいんだろうが,そのへんは無骨なのに子である。だが,もちろんJaapさんは教えてくれた。「日本語を入力し終わったらそれをUnicodeに変換してくれないかな。native2asciiというコマンドは知っているよネ」
イエスもちろん知っています。ただそれは非常にメンドクサヒ。一度変換しちまったものはもう読めないわけだからな。
# ------------------------------------------------------------ Login
loginPage.userName=¥u30e6¥u30fc¥u30b6¥u30fc¥u540d
loginPage.password=¥u30d1¥u30b9¥u30ef¥u30fc¥u30c9
loginPage.rememberMe=¥u30ed¥u30b0¥u30a4¥u30f3¥u60c5¥u5831¥u306e¥u8a18¥u61b6
loginPage.login=¥u30ed¥u30b0¥u30a4¥u30f3
loginPage.reset=¥u30ea¥u30bb¥u30c3¥u30c8
SJISならSJISで編集したものを直してまた出力しなければならない。だがそんなときに活躍してくれたヤツがいた。NetBeansである。まあ3.6でいいだろう。もらったApplicationResources.propertiesファイルを,同じ場所にApplicationResources_ja_JP.propertiesという名前で新規保存する。そしてNetBeansからAppicationResources.propertiesを開く。すると英語版と,これから日本語版にしようってエヤツの値を同時に参照することができるんだヨ。

こうやって隣の英語をガシガシ日本語に訳して行けばいいのだ。これは楽しい。そんなわけで日本語プロパティファイルはガムガム進んだ。だがわからない点がいくつかでたのでJaapさんにメールで質問してみる。たとえば「read」という値があるけどこれは「読む」か?「読め」か?「既読」か?...I read? Read it?...I have read?...すると親切な解説が帰ってきて,より適切な日本語に直せることができた。
だが,やはり一度Rollerに組み込んでみて本当にふさわしいところでふさわしい日本語メッセージを表示するかどうか確かめなければならない。Rollerのインストールガイドを見ながら,マイローカルマシンにRollerを入れてみる。
ApplicationResources.propertiesファイルはroller/WEB-INF/classesにある。デフォルト言語を日本語にしよう。元のファイルをApplicationResources_en_US.propertiesに名前変更,わたしが作った日本語のファイルをApplicationResources.propertiesという名前で同じ場所に保存する。
rollerを起動すると日本語のインターフェイスはカンペキに動いた。なかなかカッチョイイ。だが問題が起こった。日本語で投稿しようとすると,投稿内容が文字化け表示される。これは,よく調べた結果,rollerの設定ファイルでデータベースへの接続を設定する記述を自分で書くのだが,これがこんな長い。
![]()
スクリーンショットにしたのは,テキストとして記述するとブラウザによってワードラップをかけられるおそれがあるからだ。この行に妙な空白や改行が入っていた,これが日本語投稿の文字化けの原因であった。それは用いたテキストエディタがウィンドウ内で妙なワードラップ処理をやってくれたからである。もちろんそういう処理を無効にしておかなかったわたしが悪いのだが。とにかく,これは一気に書き抜くのが無難である。もうひとつ。
![]()
これをなにファイルのどこに書くかについては,上記のインストールガイドを,せっかく和訳したことだし,読んでチョ。とにかくこれでインターフェイスから投稿から全て(でもないんだけどホントは)日本語のRollerウェブロガーが自宅マシンで動いた。

これで調べると,やはり自分が想像していたのと違うカタチで日本語が表示されているような場所がちょくちょくあった。ちゃんと直して,お送りすることができた。
さてRollerユーザガイドの日本語化の話だ。開発チームのDaveさんからメールが来た。「ユーザ名とパスワードをあげるからRoller Wikiにログインして編集していいヨ」
はぁ?ログインて,編集てなんですかデーブさん!?だがログインしたらすぐわかった。Roller
Wikiというのは,Rollerの開発に関するドキュメントを自由に作れるWiki掲示板のようなものだ。もらったアカウントでログインして,自由に「UserGuide_JP」みたいな空のページを作る。そこに「UserGuide」のオリジナルを全文もらってきてコピペする。するとスタイルや画像の指定はそっくりそのまま使わせてもらえるので本文だけど日本語化すればよいのだ。ページの作り方というのが面白くて,既存のページから,好きな名前のページにリンクを貼る形式のコードを書けばそのときに,そのページが作られるというものだ。既存のとは?アカウントをもらったときに自分の名前のページがもらえる。そこからリンクを貼っていけばあとはイモヅル式というわけ。これは面白い!でもそれを始めたときってのが金曜の夜,もとい土曜の丑三つ時で,ダンナが出張先の大阪を夜8時ごろ発って今横浜あたりを東海道線で帰宅中,というかなりメロっているときだったので,少しだけ日本語化して,とにかく日本語化の仕事を始めたヨ,とRollerのメーリングリストに宣伝しておいた。
すると翌日ていうか朝が来て土曜日Rollerのサイトのトップページに「最近のニュース。ユーザのひとりNonikoくんがUserガイドの日本語化に着手した」と載っていて,リンクもしっかり貼ってあった。ギャー。これは可及的速やかに終わらせなければ赤っ恥だ。ということでとにかくユーザガイド日本語版だけはその土曜日中に終わらせたヨ!これから随時他のページも日本語化して行くからネ。
そのユーザーガイドを読んでいくうちに,フリーのRollerサイトというものの存在を知った。ていうかまずはそっちだろ。これは全世界からブロガーが集まるかなりでかいサイトだ。でもタダ。だったらウェブログを出してみよう。え?・・・もちろん英語だゼ!日本の主婦のヘタレ英語が,世界にどこまで通用するか?というわけでやってます。勢いで書いて勢いでポストしてあとから見ると間違いだらけです。でもいいのサ!英語の作文練習じゃあないんだから。
しかし。このJRollerサイトはNBJPのと見た目は似ているが,ブロガの数が全然違う。NBのほうはなにせ主要なブロガは3人。いや4人だ,NetBeansメーリングリストの仲間が参加してくれるようになったんだヨン。だから出した記事は2,3日はトップページに載っているし,人気ランキングにはこの4人プラス,今は参加していないみなさんのブログまで載っている。ところがJRollerは出して2,3時間もすると最近の記事一覧から消えている。そして日々のトップランキングのアクセス数が1000件くらいなのに対し日本のサムライ主婦Nonikoのブログは今のところ17件とかだ。のようだ時差の関係でいつごろがピークなのかわかんないけど。
でも。見てくれる人はいるんだジョ。カメレオン保護者会のトモダチ。NetBeans.JPのブログロールDavidさんがコメントをくれたし,びっくりしたのはRollerの日本語化をやってる話を書いたときに,Rollerの開発チームの一員で直接メールなどをやりとりしたことのない人がガンバッテねとコメントをくれたことだ。さて今後どのくらいヒット数を伸ばせるのか,楽しみである。
さらにだ。それじゃあやっぱり主婦電や主婦ジャバサイトにも世界に向けて発信するページを作ろう!ということで一部のページは英語版も作ることにしたんダ!もっとも「国際化」すべきは,やはりNetBeansネタであろう。これは日本ばかりでなく世界的にまだまだ日食野郎に負けまくっている。つことで第一弾はこんなダ。 自分で見てもすごい英語だ。でもめんどくさいから直さない〜。
2004年11月02日
こうしてNetBeans.orgのメーリングリストに入ったワタシだが,実は数ヶ月前あるメーリングリストに入っていたのだった。それはNetBeans.JPのメーリングリストだ。
これはすでにNBJPのボスのソーヘーさん (リンク貼らなくても,ブログに行けばすぐ会えるヨ!!)から「すでに仮死状態にあります」ときかされていたものだった。しかし,160人あまりが登録しているところに,何の話題もなく「みなさんこんにちわどうぞよろしく」などとメールを出すのもなんだと思い,誰かから投稿があってそれにレスをつけられるような隙があったら出そうと思っていたのだが一度も来ない。
ちょうどこのNB4の日本固有の問題が持ち上がった。とにかく日本人ユーザに知らせておかなければならない!そして今後のNBの開発状況を日本人ユーザにどんどん知らせていかなければ!ということで,出し始めた。毎日,と決めているわけではないが,話題があるたびに出すことにした。4日間くらい,NB4ネタで一日一件出し続けた・・・すると反応があった。ひとり,ふたり,最近質問や情報を出してくれる仲間がでてきた。4日間でこれはいい反応だと思う。
とするとだ。お世話になっているNSUGさんに,勝手支援ページまで立ち上げておきながら,メーリングリストによりつかないというのは,やはりよろしくない。ということで,今度こそ登録ダッ。最近Javaメーリングリストが立ち上がったという。登録してみた。するとこれもまだ,あんまり投稿がない。グフッ。ごめんね暴露っちゃった。そこでこっちにもNetBeans4.0の問題をアナウンスした。でもあまりNetBeansの宣伝ばかりしても日食野郎とか使っている人もいるだろうしアレかなと思っているうちにある事件に遭遇した。
それはSun Java Studio Enterpriceのお試し版を使ってみた,ということである。詳細はもう少し使ってみたらまた報告するが,ちょっと使ってみただけでも・・・ブログにも書いたんだけど,
NetBeans3.6をランエボやインプのような軽量四駆とすると,
NetBeans4.0はTVR グリフィス(グランツーリスモでIAライセンスでR11やった人ならわかるはず)。
そしてSun Java StudioはGTRだ!この安心感。このパワー。限界まで踏める!
この感動をどこにぶつけるのか!これぞNSUGのJavaメーリングリストではないか!その前にそれに思い当たらなかったのでSunのスタッフの方のブログにコメントかましちゃったけどお騒がせしぁした!そこでこの感動をぶつけたらなんとそのSunのスタッフの方がメーリングリストに入っておられたようでメールをくださった!いやあ憧れのSunスタッフの方とコンタクトできるなんて,メーリングリストにはこういう特典もあるのネ。知らなかった。でもあんまり調子こいて毎日とかメール出すと迷惑だからまたおっきなトピックができるまで自粛。
2004年11月02日
NetBeans.JP Weblogのロガーである。このウェブログはJavaで動くJRollerというウェブログアプリケーションで動いている。だが以前から,コメントを付加すると文字化け(UTFコードで出る)するという問題があった。そこでみんなローマ字やら英語やらで入力したりして,なんとかコミュニケーションを取り合っていた。しかし最近世界に向けてつけ上がっていたこの奥様は,このコメント問題について開発者に聞いてみようと思い立った。
だが,わたしは大学時代,恩師の教授(まっちゃん)にとてもグッドな教育を受けている。それは「ヒトに質問するときは手ぶらで行くな,なにかオミヤゲを持っていけ」ということだ。オミヤゲといっても,山吹色の菓子とかではない。ヒトに情報を求めるときは,こちらからも何か情報を提供しろということだ。ちょうど,このRollerツールにはユーザーガイドという文書がある。もちろん英語だ。だが結構役に立つ。ということで,このようにメールを出してみた。ちなみにチョクメではなく,メーリングリストに入ってのことだ。そう,また入ってしまった。奥様とどまるところを知らない。もっとも,サーキュレーションをチェックして,これならあまり多くないからダイジョブだな,と確認してのことだ。
「Rollerを日本で用いるにあたって質問が二つあります。1.コメントの日本語文字化けうんぬん,2.ユーザガイドを日本語訳したいと思うのですが,勝手にどこかに掲載してもいいのでしょうか?」
レスが来た。コメントの文字化け対処法と,そして「日本語版とはグレートだネ!それならRollerのウェブサイトに上げてくれヨ」という,返事だった。
早速文字化け対処法を施し,それは見事に成功した。聞いてみるみのもんた!じゃなくて聞いてみるもんだ!おかげでその日(正確には翌日),NetBeans.JPウェブログは日本語コメント投げ合いののお祭り騒ぎになった。だが,そうやってもらったからにはこちらも仁義をつくさねばなるまい。Rollerユーザーガイドの翻訳を本気になって作り始めた。21日木曜夜から初めて,いろいろなことに時間をとられはしたけれど,ようやく日曜の夜仕上がった。今担当者さんに連絡したところだがどーなることやら。
とにかくそんなわけでNetBeans.JPのウェブログはぐっとお求め安くなりました。NetBeansに興味あるけどメーリングリストまではちょっと,という方,ここのブログの誰かにコメントかましてみると,気軽にディスカッションできますヨ。
と,思ったらネ。実はメタタグイッパツで変わるものではなく,ちゃんとRollerに修正パッチを施してくれた人がいたんだって。でもいっか。とにかく日本語使えるようになったんだし〜。
2004年10月24日
さて,メーリングリストのほうだ。グチを投稿してみたが結局レスはなし。やはり今更そういうことを言ってもダメってことねと納得していたのに,他のヒトが「NetBeans4.0は改悪だ」という投稿をひとつ出した。そしたらまるで蜂の巣をつついたような騒ぎになり,賛否両論毎日70件くらいのメールの嵐になった。ヲーイ。わたしも同じようなものこの前出したのに,なんでー?・・・
しかしメゲるなのに子。次はもっと建設的なメールを出してみよう。NetBeans4.0で,Tomcatのデフォルトサーバを変えられない,という問題がちょうどあった。NetBeansは内蔵Tomcatのほかに,別途インストールしたTomcatもサーバとして登録することができる。そのよそのTomcatを「デフォルトサーバ」にセットしようとしたのだが,ウェブプロジェクトを実行させようとするとどうしても内蔵猫のほうが上がってきてしまう,という問題だ。だができないできないでは癪なので,内蔵猫をサーバレジストリから削除すればよその猫が強制的にデフォルトサーバになる,という一応の解決法はちゃんと見つけておいた。そんなことを書いて「これはバグでしょうか」と,出してやった。
すると,レスが来て,「NB4からはウェブプロジェクトひとつひとつについてデフォルトサーバを変更できるんだヨ。やってごらん」
おお!なんか仲間に入れてもらえたぞ!さっそくやってごらんにいれてお礼状を書かなければ!でも今主に使っているWinXP環境(あと41日でヘタれる)では内蔵猫をキレーに排除してどんなウェブプロジェクトでもいやおーなしに外部猫が立ち上がってくるから確かめられない。幸いこの前SUSE LINUXのほうにもNB4をインストールしてあった。そちらは相変わらず日本語を吐いてエラーを食らう内蔵猫が健在だ。急いでこれに外部猫をインストールして,NB4に登録し,NB4でWebプロジェクトをひとつ作って,そのプロジェクトのデフォルトサーバに外部猫を割り当ててみる。すると,言われたとおり,そのウェブプロジェクトに限り外部猫が立ち上がった。
「おお,さっそくやってみました。本当です。アリガトウ」
とお礼状を出しておいた。だがそのためにものすごい労力を食ったような。なんかすごーくコビヘツラッているような気もしたが,まあヨヒ。勉強になったことは変わらないし。
2004年10月24日
NetBeansでバグレポを出すには, まず netbeans.orgにアカウント登録して,ログインしなければならない。そして,トップページから「Community」->「Issue Tracking」へリンクする。
すると,よくあることだが,「あんまりあわててバグレポを出すなヨ」というお言葉が長々と述べられたあと,「それでもこのバグは俺が見つけたんだゼというならレポートを出してみろ」とリンクがある。

すると,カテゴリは何かを選ぶリストになる。Tomcatの問題だから「Web」を選ぶと,送信フォームが現れる。
これは,実は送信フォームではない。送信されたバグレポの閲覧フォームで,誰にでも公開されている。これに「送信」ボタンがついたものがだいたい送信フォーム,とお考えいただきたい。

「Subcomponent」に「deployment」というのがある。これは自分で選んだのだか担当者さんが分類分けしてくれたんだか覚えていない。
Platform, OS, Version,Issuetypeは」わたしが選んだ。
Priorityは最初デフォルトのP3を選んだのだが,担当者さんがP2に格上げしてくれたようだ。プクク。
Summary「Tomcat Problem under Japanese Environment」もわたしが入力したもので,直されていないということはこれでいいのか英語。
Keywordsはあとで担当者さんが入れてくれたものだ。
その担当者パーヴェル・ブチェックさんはこちらの御指名ではなく,NBさんのほうで引き合わせてくれた人だ。
ログファイルなどを添付する場合は,「Create a new attachment」をクリックすると,自分のコンピュータの任意の場所から任意の(ファイルサイズ制限はある)ファイルを添付できる。ここには,すでに「ログオクレ」とパーヴェルに言われたのであわてて送ったログファイルがリストアップされているのが見えると思う。
そして,Additional Commentsだ。ここに説明を書いて,それで送信。すると,この閲覧フォームの下のほうに,その内容が表示される。

マイドヘータな英語がそのまま載っている。これは実はまた時間が前後していて,下記のバグレポのおすすめをいただく前にすでに勝手にやっていたことだ。だから英語版OSで動作を確認したということに気づいて追加コメントなども出しているのだ。
出したコメントは関係者にメールで通知される。日本時間の翌日,パーヴェルからメールがきた。同じ内容がこの閲覧フォームにも載っている。

「ログオクレ」の一文。そして,「つまりはTomcat Managerの日本語化のバグだヨ。Tomcatのほうにバグレポ出しておいたからサ」とある。そのあとあわててわたしがログを送った際のメッセージも見える。
だが,Tomcatのバグレポ?クリックしてみた。すると,netbeans.orgの人がレポーターになったバグ報告が。


あッすげえ。わたしのような「ヘンナんです」というレポートじゃなくて「こう直せヨ」というレポートだ!さすがデベロッパ!
このようにして,日本の一主婦の声はNetBeans開発者に届いた。ばかりかあの超有名プロジェクトTomcatのバグレポにまで波及したんだから,なんかすごいと思いませんか。ドキドキしちゃう。
2004年10月16日
だが,それが日本(語)の問題である,ということに気づく前に,わたしはNB.orgの人に御相談申し上げていた。それはNB.orgサイトのWebアプリケーションのチュートリアルドキュメントの筆者さんだった。「Feedback」というメールリンクがあったので,出してみたのだ。「サンプルを動かしてみると,Tomcatのエラーが出ます・・・」
そのレスが来た。これはその日一日で大騒ぎした事件であるが,レスはFeedbackを出してから数時間後のことだった。
「ハイ,シミズ。それはちょっと聞いたことないエラーだね。ログ送ってくれれば,担当者に回すヨ」
おお,なんという迅速なレス!それもこの筆者さんもメアドはsun.comだッ!実はシミズがログを送らなかったのは,ディスプレイの画面に出たメッセージと全く同じメッセージしかログファイルに書いてないように思えたからである。実はこれはひどいウソだ。ウソというのは,ログファイルにはあのスタックトレースが延々とスタックされている。でも専門家ならこのスタックされたトレースを見ればエラーの原因がわかるのだろうか?それをコピーして返信した。その返信には,気づいたばかりの「日本語の問題らしい。英語環境では動くと発見」という話も付け加えておいた。
すると翌日またレスが来た。「ハイ,シミズ。担当者に言われたヨ。『彼に伝えておいてくれ,そのバグはわりと簡単に直ると思うけど,バグレポを出しておいてくれないかと』・・・」
彼,シミズは思った。俺,男だと思われてるらしい。
まあそりゃそうだ。キッシーんとこの平田さん(リンクを控えます。ググてください)じゃあるまいし,「ハイ筆者さん,ワタシは41歳の主婦です」なんて書いたりはしなかったもんな。もっともこの筆者さんも名前が東欧っぽくて性別ワカンナイ。
にしてもこの迅速な対応はすごい。MLにグチ書いたのが後ろめたい気分だ。けどMLでは別のメアドで出してるから同じ人間とわかんないかもね。とにかくバグレポだ!「キミはIssuzillaというものを知っているかな?」・・・
2004年10月16日
だが,引き続きNB4に取り組むわたしに追い討ちをかけるように新たな問題が生じた。NB3.6で作ったJavaアプリケーションをNB4に移行することは,できた!だがWebアプリケーションを移行しようとしたら,実行エラーが出る。皆さんご存知ですね?NetBeansではJSPファイルを右クリックして「Run」とやればTomcatが自動的に起動してブラウザが起動してJSPが表示されマース。その過程でエラー。移行できないのか?と思ったが移行もクソもなかった。なにせNB4に添付されたサンプルWebアプリケーションでも同じエラーが出るのだから。
ググって見る。同じエラーメッセージを出す同じエラーがドンピで見つかった。一件。それは同じブログ仲間のキッシーこときしださんのブログだった。ええもちろん毎回読んでいるからそのクダリは知っていた。けどそれってきっと何かハイバネとかストラッツとかとても高度なことを試みる場合の微妙なエラーだと思っていたのだ(思い込みつええな相変わらず)。まさかサンプルアプリまでピクリとも動かねえたあ思ってもいなかった。
それがホントにキッシーの報告だけなのだ。日本語英語全ての言語でググって見てもない。下記のNetBeans MLのアーカイブを探した。実は1件だけそこにもあって,でもレスは「ログオクレ」で終わっていた。
ヘンだぞ!それはヘンだ!こんな致命的なエラーがbeta2までほっておかれるわけがないじゃないか。なぜキッシーとわたしだけが・・・二人の共通点は?車好き。ちがーうッ(おまけに片方は乗りもしねえ)。そう。
一方NetBeans MLの投稿者は,ざっとしか見てないがみな欧米の人,もしくは英語環境をたりまえのように使っている人のようだ。これはもしかすると日本人だけの(ホントは2バイト系ね)問題なんじゃないだろうか?・・・だがとにかく隣の奥様,じゃないキッシー様に相談だ。するとやはり,
「Tomcatの応答が日本語であるところに問題があるのではないかな。英語環境ではどうなんでしょうね」
またちょうどいいところに,この前新品HDDの動作確認のためだけにWindows XPの英語版を入れておいたやつがあった。試用期限が30日残っている。よしこれを使ってみよう。NB4を入れてサンプルWebアプリを動かしてみた。
動いた。
そういうことだったのか。それでbeta2まで・・・まずい。このままではまずいぞ。リリース版が出て日本語版が出れば当然この問題になり解決はされるだろう。だが,それまでに何人の日本人ユーザが「NetBeans4のベータか。使ってみよう。あれっWebアプリ動かないじゃないか。なんだつまらないやめたやめた,やっぱり日食に猫プラグ挿して使おう」と思ってしまうことだろうか。いや,すでに先月あたりからすでにそういう人が何人も出ているのでは・・・
めまいがしてきた。そのとき,NetBeans4.0のベータ版が日本人ユーザに見捨てられることを憂えてめまいを起こした主婦というのは,日本中にわたしひとりに違いない。
まずい!日本におけるNetBeans最大の危機!これはナントカして本家に伝えなければ大変なことになる。
わたしは若いころはかなりガチガチの反国粋主義者だった。オリンピックなどでも日本選手の活躍を「もてはやす」日本人を苦々しく思い,あえて相手国を応援したりしていた(ゴメンね日本選手の皆さん)。しかし,不惑を過ぎた今のこのときほど自分が日本人であることを感じ,日本のためにナントカしなければと真剣に思ったことは,かつてなかったぜよ。
2004年10月16日
NSUGさんのメーリングリストでさえ腰が引けたわたしだが,NetBeansに関して本まで書いちゃった以上,これは死活問題である。思い切ってnetbeans.orgのメーリングリストに,参加を申し込んでしまった。参加の方法は特に珍しいことはないと思う。
問題は,月に1000通以上来るというボーダイなメールの処理だ。だが,わたしはNetBeans.JPに参加して,そこでメールアドレスをもらっている。これがちょうどいいじゃないか。
だが,わたしのメーラーはSMTPサーバの設定はひとつしかできない。だからNetBeans ML用に別のメーラを使ったほうがいいだろう。フリーウェアのメーラーを探してみると,EdMaxというのがあった。ダンナも知っている有名なもののようだ。シェアウェア版とフリー版が用意されている。フリー版をいただいてみた。確かに快適に動いている。
さてこれに初の投稿をしました。内容は,「3.6で使っていた便利な機能が削減されてガッカリです。IDEよりテキストエディタに近まってるんじゃないですか。AntベースのEclipseみたい」
・・・グチだヨ!だってそーじゃん!蟻オタならいざ知らず,これじゃ一般ユーザは逃げちゃうゾ!だが今のところこのメールへのレスはない。そりゃそーだろーけどさ。
2004年10月16日
だが,調べてみたら,この「マウント」をなくするという変更については,すでにNetBeans.orgのほうで相当な賛否両論があったのだ。ベータが出てしまってから今更ヤイヤイ言ってもしょうがないということだ。NB4beta2には,他にもいろいろ,NB3.6でわたしが便利だと思っていたグラフィカルなツールが,だいぶはずされている。全ては蟻のためのようだ。つまり,NB4は基本的にコンパイルや実行をAntスクリプトベースで行っていて,グラフィックインターフェイスはそれをいろいろなコントロールに割り付けただけ,のようなのだ(まだわかんないけど)だから,NetBeansのモジュールでいたれりつくせりだったGUI機能が,なくなっている。それを痛感させられたある日のわたしは,本当に落ち込んでいた。その日,日本中に,NetBeans4.0の変貌ぶりにウツになりかけるほど悩んでいた主婦というのは,たぶんわたしひとりだったと思う。だが,調べてみると,それも以前から,そして今も,世界では議論になっていた。「ナントカ機能はなくなったんですか?」「ええなくなりました」「それはデフォルトではありませんが変更できます」のように。
「調べてみると」どこを調べたか。NetBeans.orgのメーリングリストだ。
NetBeans本家サイトは,言わずと知れた(知らない?)http://www.netbeans.org/
である。そのトップページのメニューに「Mailing Lists」というリンクがある。ここをクリック!
図をクリックしてもトビません。すみません。
NetBeans.orgにおけるメーリングリストの概念は,いわゆるメルマガ的なものも含まれている。また,NetBeansの組織や活動そのものに関するディスカッション,NetBeansを用いた教育に関するディスカッション,マーケティングに関する・・・と実にいろいろなカテゴリに別れている。だが,いわゆるユーザのメーリングリストは,ここにある「nbusers」だ。その上の「nbannounce」「nbweekly」などは週イチや月イチで送られてくるいわゆるメルマガに相当するもので,わたしはそれまでそっちだけ加入していた。

「Average Posts/week<10」つまり一週間に来るメールの数は10以下って
である。JAROに電話するぞ。「ここのBrowse Archives」をクリックしてみると,

過去のメールのリストが現れる。10月にすでに投稿されたメッセージは629件。9月が987件である。一週間って90週かヨッ。その10月のリストをつついてみる。

このような議論がガンガン行われていたのだ。そして,Re:という接頭辞のついたメールはだいたいがユーザの質問に対するnetbeans.orgの人からの回答だ。netbeans.orgというがメアドを見るとみんなsun.comの人だ。
名前も英語圏の人からルイス,イワン君,ボロディン氏,グリムさんと,ワールドワイドである。世界中でこんな議論がガムガムされているのをよそに,狭い日本でひとりで黙ったまま待ちぼうけを食らわされあとからキーキー怒ったってダメだろうが,と思った。
2004年10月16日
「はじめてのNetBeans(工学社刊2300円+税,それとなく宣伝する)」を書いている最中にすでにヤツは頭角を現していた。ヤツ,それはNetBeans4.0だ。本がようやく書きあがったころ,では将来のサポートも考えて早速4.0で動作確認をと思った。
デブ版でさっそく「ファイルシステムをマウント」しようとしたらそのメニューがねえじゃねえか。そしていつのまにか「プロジェクトを作成」「そのプロジェクトにファイルを作成」「プロジェクトを実行。どのファイルがメインですか?」・・・
あまりの変貌。ヘルプを見る。するとあるある,「ファイルシステムのマウントの仕方」。「メニューからファイル->ファイルシステムをマウントを選びます」
だがこの都合のよい主婦ユーザは思った。そういえばNetBeans4.0はAntベースの全く新しいプラットフォームに変革を遂げたという。その新しい部分がきっと先にデブ版として公開されているんだワ。ちょっと待って様子を見よう。これまでの機能はきっとあとから徐々に加わってくるに違いない・・・
ついに,それも「はじめてのNetBeans(工学社刊2300円+税,だからしつけえ)」の発売日と(時差あるけど)同時にベータ1が出た。ベータとまでくれば,それはほとんど決定版と考えたほうがよいだろう。だがそれにはとうとう「ファイルシステムのマウント」は現れなかったばかりか,ヘルプっていうかnetbeans.orgのドキュメントへのリンクなんだけど探してみると「4.0からファイルシステムのマウントという方法はなくなりました」と宣言されていた。
でもbeta2の今試してみたら,「マウント」という名前はなくなったけれど,「既存のソースファイルのあるディレクトリ」を作業ディレクトリに指定することはできるから,あんまり変わんないとわかった。まあそれについてはいずれ。とにかく思ったのは,
ということだった。
2004年10月16日